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『東急 暮らしと街の文化――100年の時を拓く展 公式図録』(国書刊行会)

世田谷美術館 で開催中の企画展「東急 暮らしと街の文化――100年の時を拓く」公式図録が国書刊行会 から発売されました。


本展は、世田谷美術館が「企業と美術シリーズ」として開催してきた展覧会の第5回目として、東急の鉄道事業や宅地開発の歴史を紹介するほか、沿線にまつわる美術や文学作品も加え、100年にわたる東急の歩みをひも解こうとするものです。


私は東急財団の「五島記念文化賞」を2015年に、世田谷美術館とせたがや文化財団による「世田谷区芸術アワード」を2021年に受賞しました。世田谷にゆかりのある五島記念文化賞受賞者としてお声がけいただき、今回、石田尚志さんの映像作品とともに展示しております。このような機会をいただけたこと、関係者の方々に、心よりお礼申し上げます。



会場は第4章「文化を拓き、育てる」/東急の文化的社会貢献」で、私は旧作・近作を10点、展示しております。世田谷美術館所蔵となった作品や、今回のためにお借りした個人蔵の作品、また多和田葉子さんの『献灯使』(講談社、2014)の装画に使っていただいた《凜然》(2010)など、今後なかなか発表する機会のないものも出品しております。ぜひお越しください。

(展示壁面の反対側には長椅子が置かれていますので、ゆっくりご覧いただけます!)


出品したすべての展示作品を掲載していただきました。発色も綺麗で、とても嬉しいです。

第1章、第2章で展示されている鉄道、バス事業、まちづくりに関する貴重な資料も収録されています。ぜひご覧ください。

公式図録はミュージアムショップで販売されています。


ショップでは、画集『堀江栞 声よりも近い位置』(小学館、2022)も取り扱っていただいていますので、公式図録とあわせて、お手にとっていただけますと幸いです。

本展の鉄道関連の資料のなかで、個人的な推しは「定期券用スタンプ」です。本展第3章では東急沿線に居住した作家という視点から、麻生三郎や駒井哲郎、舟越桂、野見山暁治などの作品がご覧いただけます。


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『東急 暮らしと街の文化 100年の時を拓く』


世田谷美術館 編

発売日 2024/12/03

判型 B5変型判 ISBN 978-4-336-07684-7

ページ数 240 頁 Cコード 0070

定価 2,860円 (本体価格2,600円)


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展覧会についてはこちら


『東急 暮らしと街の文化――100年の時を拓く』

会期:2024年11月30日(土)~2025年2月2日(日)

開館時間:10:00~18:00(入場は17:30まで)

休館日:毎週月曜日 ※1月13日(月・祝)は開館、1月14日(火)は休館、年末年始(2024年12月29日(日)~2025年1月3日(金))

会場:世田谷美術館 1階展示室

主催:世田谷美術館(公益財団法人せたがや文化財団)


後援:世田谷区、世田谷区教育委員会

特別協力:東急株式会社


2024.11.30 - 02.02

Tokyu: Neighborhood Life and Culture

Dates:Sat., Nov. 30, 2024 to Sun., Feb. 2, 2025

Closed:Mondays except Jan. 13, 2025(national holiday); Tue., Jan. 14, 2025; holidays from Sun., Dec. 29, 2024 to Fri., Jan. 3, 2025

Hours:10:00 AM – 6:00 PM (last entry: 5:30 PM)

Place:1st floor galleries

Organized by:Setagaya Art Museum (Setagaya Arts Foundation)

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