『A Breath Away』堀江栞
日程:11月25日(火)〜11月30日(日)
時間:13時〜19時
場所:東京都中央区銀座1-28-15
鈴木ビル1階 森岡書店
画集『声よりも近い位置』(小学館)を中心として、掲載作品に加え、近年手掛けているドローイングや、はじめての展示となる2016年のパリ留学中に描いた小品を数点、また新作の小品も展示いたします。
また、会期中には、文筆家の大竹昭子さんが主催するトークショー《カタリココ》を開催いたします。大竹さんとともに、これまでの制作を振り返り、いろいろとお話しできたらと思っております。展示とあわせて、ぜひお越しください。
本展では、小学館より出版された堀江栞さんの画集『声よりも近い位置』を販売いたします。本書英文タイトルが『A Breath Away』です。
会期中は、画集掲載作品に加えて、2016年に五島記念文化賞を授賞し、1年間パリ滞在したときに描かれた作品が初公開されます。近作のドローイングと新作の小品も1点展示の予定です。
関連イベントとして、コロナ以降中断されていた大竹昭子さんによるトークショー<カタリココ>を再開します。
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■カタリココ 堀江栞×大竹昭子
日程:11月26日(水)
時間:19時開始、20時30分終了(18時30分開場)
場所:東京都中小企業会館9階 講堂
東京都中央区銀座2-10-18
参加費:2000円
ご予約はこちらから
https://peatix.com/event/4656895/view
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◎大竹昭子さんからのメッセージ
森岡書店では茅場町のときからカタリココを行っており、メンバーのなかでも最古参です。そんな長い付き合いのある森岡さんのところで、長らく途絶えていた<カタリココ>を再開できるのは大変にうれしいです。また、堀江栞さんとはいつかトークができたらと思ってきましたので、それが森岡書店で実現して二倍の喜びです。当日は私がもっている堀江栞さんの作品もお見せする予定ですので、この記念すべきトークにぜひお越しください!
堀江栞
1992年フランス生まれ。2014年多摩美術大学日本画専攻卒業。第6、第9回東山魁夷記念日経日本画大賞展入選、第27回五島記念文化賞、第6回世田谷アワード“飛翔”美術部門、VOCA展2022佳作賞、第32回タカシマヤ美術賞受賞。主な展示に、「生誕110年松本竣介」/ [小企画]「堀江 栞―触れえないものたちへ」(神奈川県立近代美術館鎌倉別館、2022)、個展「かさぶたは、時おり剥がれる」(√K Contemporary、2023)、「The 日本・画-大川美術館のコレクションを中心に」(大川美術館、2024)、個展「仮定法のない現在」(銀座蔦屋書店アートウォール、2024)、「東急 暮らしと街の文化――100年の時を拓く」(世田谷美術館、2024)など。画集『堀江栞 声よりも近い位置』(小学館、2022)。多和田葉子『献灯使』(講談社、2014)をはじめ、書籍の装画も手掛ける。webかたばみにてエッセイ連載中。現在、多摩美術大学非常勤講師。
website: https://www.shiorihorie.com/
Instagram:https://www.instagram.com/horieshiori/
大竹昭子
文筆家。東京都生まれ。1979年から2年間ニューヨークに滞在。その期間に文章を書きはじめ、写真への関心を高める。ノンフィクション、エッセイ、小説、写真評論など、ジャンルを超えて幅広く執筆。対談やトークの機会も多い。主な著書に『須賀敦子の旅路』(文春文庫)、『眼の狩人』(新潮社)、『彼らが写真を手にした切実さを』(平凡社)、『ニューヨーク1980』(赤々舎)、『いつもだれかが見ている』(亜紀書房)、『迷走写真館へようこそ』(赤々舎)など。随想と対談のシリーズ「カタリココ文庫」を個人出版しており、現在13巻まで刊行。




