SHIORI HORIE

1992年, フランス生まれ. 2010年, 東京学芸大学附属高等学校卒業. 2014年に多摩美術大学美術学部絵画学科日本画専攻を卒業。以降、個展（2014年, 加島美術. 2015年, アートフェア東京）,第6回日経日本画大賞展等, 発表を重ねる.
2015年の五島記念文化賞美術新人賞受賞により, 翌年から奨学生としてパリで一年間の滞在制作を行い, 帰国後に世田谷区芸術アワード“飛翔”美術部門を受賞, 2021年に《堀江栞個展「後ろ手の未来」》（世田谷美術館　区民ギャラリー）, 《五島記念文化賞研修帰国記念　堀江栞「声よりも近い位置」》（√K Contemporary）を開催. 同年, 「VOCA展2022　現代美術の展望ー新しい平面の作家たち」VOCA佳作賞, 第32回タカシマヤ美術賞受賞.
2022年には, 画集『堀江栞 声よりも近い位置』（小学館）を刊行, 神奈川県立近代美術館鎌倉別館で「生誕110年松本竣介」/　[小企画]「堀江 栞 — 触れえないものたちへ」（2022.4.29-5.29）を開催した. 翌2023年には, 大川美術館で「生誕110年記念 松本竣介デッサン50」に特別出品, カタログにも寄稿.
多和田葉子『献灯使』（講談社、2014）, 「ジュール・ヴェルヌ〈驚異の旅〉コレクション」全5巻（インスクリプト, 2017−2023）, 平松洋子『父のビスコ』（小学館、2021）, 青野暦『冬の森番』（思潮社, 2021）, 十重田裕一『横光利一と近代メディア　震災から占領まで』（岩波書店, 2021）等, 書籍の装画やエッセイ, フォトエッセイ, 書評等を手掛ける.
有機溶剤へのアレルギー症状により, 一貫して膠と和紙, 岩絵具での制作を続けている. 現在, 多摩美術大学日本画科非常勤講師. 
パブリックコレクション：髙島屋史料館、世田谷美術館、神奈川県立近代美術館、大川美術館

2024年　メディア／展示予定：
3～　共同通信インタビュー記事「生き抜く」東京新聞・中日新聞, 河北新報, 福井新聞, 高知新聞ほか, 順次掲載.
4.27-6.30 「The　日本・画-大川美術館のコレクションを中心に」 （大川美術館）
5.11-5.31　個展（GINZA SIX　銀座蔦屋書店）